誰だって年を取れば、
体は
若い人のようには動かないし、
反射神経だって多少は鈍ってきます。
栄養とっても、運動しても、どうしたって、年には勝てません。
だから、無理せずマイペースで、かっこよく楽しく年をとればいい。
そんなふうに考えたほうが人生は楽します。
けれども何気ない普段の生活の中にも
以外にもその楽しみを奪う悪魔が潜んでいます。
その悪魔とは
”怪我”
です。
昔であれば、なんともない怪我が、
骨折や脳障害などの重症につながる恐れがあり、その後の外出に
大きな影響を与えることになりかねません。
中でも
高齢者に多く見受けられる怪我の原因は”転倒”です。
その理由も

よろけた・ふらついた、足がもつれたなど体力や筋力の低下によるものも大きな割合を占めており、特に女性が多くなっています。
そこで、今回は
高齢者の事故防止にはどんな注意が必要か
ということにクローズアップして特集してみたいと思います。

比較.com 生命保険【無料】一括資料請求
●履き物事故〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
高齢期になると徐々に足腰やバランス感覚が衰えてしまうため、
歩行は摺り足になり、わずかな段差でつまずいたり、濡れた路面で
滑り転倒したりするようになります。
日頃から履いている履き物にも注意することが必要です。
<事故事例>
・「つっかけ」の底が滑り階段から転倒し頭部を打撲(69歳男性)
・「
スリッパ」を履き急いで歩いたらたところ、つまずき玄倒れた(91歳女性)
・敷石と砂利の間に「ローヒール」の先が引っかかり転倒(78歳女性)
・雨に濡れた誘導
ブロックの上で「
スニーカー」の底が滑り転倒し、膝を打撲(65歳女性)
<事故防止のために>
履き物が原因の転倒・転落の5割近くはつっかけ、スリッパが原因の
事故です。不用意に濡れた床面や路面を歩いたり、あわてていたために
段差でつまずいたり、身近で事故が起きています。つっかけ、スリッパ
は安定性がなく事故を起こしやすい履き物です。
足に
フィットするものを選び、使用には十分な注意が必要です。
<靴選びの
ポイント>
・爪先は太く、丸く、反っていて1cm位の余裕があり、指先が当たらない
・ソフトな足当たりで中底が足のアーチに合っている
・足幅、足囲に合っていて、かかとが安定している
・底は接地面積が広く、滑りにくい工夫がされている
・軽量で楽に曲がる
・ヒール(2〜3cm位)は太く安定性があり、引っかからない
・楽に脱ぎ履きできる
・保温性がある
●自転車事故〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
自転車は高齢者の行動範囲を広げてくれます。大勢の方が利用し、便利な反面、転倒事故は
非常に危険です。
<事故事例>
・たくさんの荷物をのせ走っていて、道路の凹凸で転倒(67歳女性)
・つっかけが滑り、自転車のペダルを踏みはずし転倒(75歳女性)
・歩いていて、後ろから来た無灯火の自転車に追突された(73歳男性)
・路地から飛び出してきた自転車と衝突して打撲(78歳男性)
<事故防止のために>
信頼できる店舗で自転車組立整備士等に相談・調整し、体に合ったものを購入する。
<自転車に乗るときの注意>
・ブレーキのきき、ベル、空気の抜け等の日常の点検が大切
・四つ角や細い路地から広い道へ出る所では、必ず一度停まり安全を確認する。
・自転車は加害者にもなるので注意して乗る。
・荷物は積み過ぎないようにする。
・脱げやすい「つっかけ・下駄」などで乗らない。
・傘をさしての片手運転はしない。
●家庭内での事故〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
安全と思われがちな家庭内で事故にあい打撲や骨折など大きなけがをして、そのうち43.6%の人が入院している。事故の原因はわずかな段差や階段など住宅設備であったり脚立・棚などほとんどが日常利用しているものである。
<事故事例>
・玄関でバランスを崩し転倒(81歳女性)
・夜中に明かりをつけず階段を下りて転落(76歳男性)
・ドアのノブにぶつかり肋骨を骨折(92歳女性)
・電球を交換しようとして脚立ごと転倒(68歳女性)
・電気ストーブでやけど(87歳女性)
<事故防止のために>
家庭内事故は道路や公衆施設と比較して、入院につながる重篤な事故が多い。また、家庭内事故の多くは高齢者が一人で家にいるときに起きていため、高齢者が自宅で安全に暮らすためには家族や回りの人の協力が必要。
<住まいの改善点>
・階段
-手すりの設置
-足元も明るく段鼻は目立つようにして滑り止めをつける
-スリッパなどは履かない
・トイレ
-開閉しやすい扉
-手すりの設置
-緊急用ブザーの設置
-便器は洋式型に
-暖房機の設置
・台所
-電磁・電気など安全な調理器具
-操作性の良いレバー式の混合水栓
-マットなどは敷かない
-足元に物を置かない
-整理整頓を心掛ける
●道路・公共施設等での事故〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
<事故事例>
・歩道と車道のわずかな段差で転倒し、右ひざを骨折(69歳女性)
・一段とばしでにエスカレーターから転落(85歳女性)
・駅の階段の高さが違っていてバランスを崩して転倒(74歳女性)
・病院のタッチパネル式自動ドアにぶつかり顔面を強打(74歳女性)
・スーパーマーケットの出入口のマットで引っかかり転倒(79歳女性)
<事故防止のために>
日常的に危険な状況にあることを理解して、あわてない・無理をしないを常に心がけて、ゆったり気分で行動しましょう
<道路・公共施設で事故にあわないための注意>
・あわてない・無理をしない
・日常生活でこまめに体を動かし、注意力やバランス能力の維持を心がける
・足にあった歩きやすく滑らない靴を履く
・リュックサックやポシェットなどを使い、手をふさがないようにする
・歩道のタイルのはがれや凸凹、街路樹の根の出っ張りなど道路の補修箇所や駅、公衆施設等の危ない所に気づいたら、積極的に役所や施設管理者に修理・補修の申し出をしましょう(国土交通省 道の相談室 0120-106-497)
●浴室の事故〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
浴室は体を清潔にし気持ちをリラックスさせる空間ですが、浴槽内で溺れたり水や石鹸、すのこなどで滑り転倒する高齢者の事故が多く起きています。
<事故事例>
・夜中に風呂に入り翌朝浴槽で死亡しているのを発見(95歳男性)
・浴槽内で滑って転倒(70歳男性)
・椅子が滑りバランスを崩して転倒(74歳男性)
・浴槽の縁に置いた手が滑り肋骨を骨折(77歳女性)
・マットが滑り転倒(75歳男性)
<事故防止のために>
浴室事故は、脱衣所や浴室の温度と浴槽の湯の温度差に高齢者の体が順応できず浴槽内で意識を失ったり、浴槽内で滑ってバランスを崩しなかなか体勢を直せず溺れてしまうケースと、洗い場で滑ってバランスを崩し転倒して骨折や打撲するケースがあります。双方の事故を防止する工夫が必要です。
<浴室での注意>
・出入口や浴槽付近にはL 字型手すりがあると良い
・家族に声を掛けてから入浴する
・浴槽にあまりたっぷり湯を張らない
・入浴の前後に水分の補給をする
・「半身浴」や「掛け湯」の工夫をする
・飲酒後は入浴しない
・入浴直前直後の薬の服用は避ける
・浴槽内でつかまれる手すりがあるとよい
・すのこは隙間なく敷き詰める
高齢者の事故防止のための注意点を挙げてきましたが、
日ごろからのちょっとした注意が怪我を防いでくれ、
いつまでも元気な生活ができます。注意一秒怪我一生。

グラフで一目瞭然!あなたの生命保険の簡単見直しシミュレーション